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定年までの長い道のり

昨日、ちょっとお世話になったことのある医師の退職祝いがあった。定年による退職である。昨今の医師不足のなかで60歳で定年退職とはちょっともったいないと、正直思った。案の定嘱託で残ることを求められているという。当人はと言うと、ちょっとゆっくりしたいということでとりあえず嘱託の話は断ったそうだ。患者さんのことには自らの辛苦をいとわない先生なので、それこそ寝る間を惜しみ当直、日直もこないした先生だ。気がつけば定年だったと、、、さすが疲弊したのだろう。とりあえず休ませてくれ・・・ということらしい

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ユッケユッケ

 



ビッケ♪ビッケ♪ビッケ~♪ちいさなバイキング♪・・・

「焼肉酒家えびす」はバイキング形式のお見せではありませんし。今回事件を起こしたのはユッケですのでお間違えないように

近所にも「えびす」の支店があって、わりと利用したりしてた。今回そこで患者が出たとは聞かないが閉店中だ。あそこは高級焼き肉専門店なトコロではなく。お値段がお得をうりにした気軽なお店というイメージがある。今となっては全くバカバカしいことだが安い焼き肉チェーンありながら、わりとオサレで、わりと清潔に感じてたのだった。そんなお店なので結構混んでたなあ。週末なんて1時間待ちとかもザラだった。客層も若い人が多かった気がする。ファミリーとかも多め、、、 続きを読む

エンシュアよおまえもか

東北地方太平洋沖地震災害による「エンシュア リキッド缶」および「エンシュア・H缶」 供給への影響のご報告

2011年3月
お得意様 各位
平成23年3月11日(金)に発生いたしました東北地方太平洋沖地震により、「エンシュア・リキッド」および「エンシュア・H」の缶容器の製造・供給元である東洋製罐株式会社 仙台工場が甚大な被害を受け、現時点では供給再開の目処がたっておらず、「エンシュア・ リキッド缶」および「エンシュア・H缶」の生産が不可能になっております。

先日のチラーヂンから始まった震災の影。それ以外にもマイクロファイン プラス(インスリンの注射針)とかテレミンソフトとかにも影響が及んでることが判明した。確かにこれだけの大震災だ。広範囲に影響が及ぶとは思ったが、、、供給停止。それも薬という命にも関わる分野にこれだけの影を落とすとは、常日頃はモノがあふれてた、そんな日常がこんなモロイの基盤の上にのっかたものだったとは、今更思っても遅いことだがショックだ

我が身の健康を感謝する。と、ともに被災地の患者さん。いまや国内のすべて患者さんの健康の維持を祈らずにはいられない、、、祈ることしかできないんだなぁ

 

くすりをください~事後報告

良い知らせです。先日の、被災地へ売薬さんとして赴いたまま連絡が取れなくなって、息子の薬をだしてくださいの結末。無事に息子さんと連絡が取れたそうです。避難所に無事にいると連絡が入ったとのことです。何もしてあげられず、、、我が身の非力さに、、、気になってましたが、職場の関係者一同もホッと胸をなで下ろしています。よかったね!!

また供給の停止が報告されたチラーヂンも供給再開のめどがつきさおうだとのニュースも入ってきて、週があけてちょっと心配事が消えて、ココロ軽くなった気がします。震源地から遠く離れてもこれだけ揺さぶられる我が身、そんな状況でさえ重苦しく感じてしまうというのに、現地の方々はというと、、、

被災地の現場がんばってる同業者のみなさん!がんばって!がんばって!がんばって!

 

 

くすりをください

地震発生後3日目の月曜のことだった。70代と思われるご婦人が来院された。顔面蒼白で目もくぼみ疲労困憊のご様子。よほど調子が悪いのか言葉も出ない様子に、ベッドに案内しようかと話しかけた。

「私は大丈夫・・・

処方せんなしで薬購入可能に 厚労省、被災者限定で 2011/3/16

 厚生労働省は東日本巨大地震の被災者が医師の出す処方せんを持っていなくても保険薬局で薬を購入できるようにした。高血圧や高脂血症など慢性期の病気を抱えている患者が対象。被災地域では交通網が分断されており、通院の難しい患者の手持ちの薬がなくなる事態が想定されるためだ。

 被災者は薬局の窓口で薬の使用履歴をまとめた「お薬手帳」や服用していた薬の包装紙などを示せば、処方せんを持っている場合と同じように薬を購入できる。

日本経済新聞 2011/3/16 17:25

・・・息子が宮城に行ってる」

「この地震で連絡がつかなくなった。本人には持病があって薬りをもらっている、しかしもう無くなってるはず。薬りを、どんな薬でもいいからください」

そう言われて簡単にお出しするわけにもいかない。特例措置にもルールがある。原則は本人からの訴えでないとダメだし、居住の住所が被災地にないとだめ。仕事や旅行でたまたま被災した人は現時点では対象になってない・・・至急改善してもらわないと!・・・その息子さんというのが、どうやら売薬さん=「富山の薬売り」さんだ。住所は富山だ。そうなるとこの特例措置の対象外だ

また、そもそもその息子さんは当院の通院患者ではない。その母が言うには、私は足が悪くて息子の通院してる市の中心部の病院まではどうしても行けない。だから近くにあるこの診療所にきた。「どんな薬りでもいいから、、、」出してくれと言われも、、、お出しできません。一旦はお引き取り願った、、、ゴメンね、力になれなくて

再度来院された。その手には薬の説明書らしきものを持っておられる。お薬り手帳など薬の服用状況がわかれば投与してもいい、という特例措置だが、代理受診はさすがに無理だ。それくらい目をつぶって処方を、、、息子さんの状態が安定してるかどうかもわからないし、持ってきた薬の説明書の薬が現在服用している薬なのかも確認できないから、、、やっぱ処方は無理。それに

とにかく薬を渡したいと言っても、どうやって宮城へ行くつもりか

問いただすのもツライことだが、聞いてみた。災害発生から3日たっても被災地へのアクセスは困難・・・当院からも支援物資を送り出したが山形までだ・・・詳しい情報は入ってこない、被害は広がっていくばかり、、、そんな中で、私は足が悪くて、というアナタはどうやって行くつもりか、つい詰問するかのような口調になってしまった

連絡が取れない息子さんはどこにいるかわかるのですか?

・・・無言

私ら(医療関係)だって被災地にはまだ入れないんです、

・・・無言

交通も完全に遮断されてるようですし

・・・無言

奥さんが入れるとは思えません

・・・無言

そのご不自由なお身体でどう探されるつもりですか!?

這ってでもクスリを持って行きます

 
絶句。  母は強し

しかし、お薬はだせません・・・こちらが声が消え入りそうだた・・・ふり絞るように答えていました