不治の病

レセプトなんとか終わりました。うん、明日の日曜はスッキリやすめそう。ゆっくりはできないけれど当面の仕事は残さずに終わった・・・あ!?そっか社保の返戻がまだ届いてないか、、、あわわw。たくさんは返ってきませんように!

さて、レセプトの点検をしていて時々思うこと。なかにはたくさん・・・ゆうに2桁の・・・病名を持つ患者さんがいる。内科、整形、外科に皮膚科に泌尿器、、、まぁ高齢の方が多いから、あちこちガタもくるってもんでしょう。そりゃたくさんの薬をもらって行かれる。あんなにたくさんの薬のんで大丈夫?と思われるかもしれません。それくらい大量の処方にになることも実際にあるのです

そして、タダあげてるわけではありません。治療上に必要な分しかお出ししません。保険診療上認められないような処方は厳しく制限されます。それが先にのべた返戻(減点)として査定されるわけです。そうなると出した分の医療費は回収で来ません。そういう「ペナルテイ」があるので、患者さんがどれだけ出してほしいと言っても出せないものは、出せません。また、査定だけが理由ではありません。医療法上に正しい行為とされないと、もっと厳しい処置も受けますから

それで、話はもどりますが、その、たくさんの病名というのは一朝一夕にできるものではないのですね。治療を続けている人だからこそ「病名」は増えていきます。いつのまにか一つ、また一つ、、、と増えていった人が多いです。当然、治療を中断してしまった人には医療行為が継続されませんから、どこか体が悪くなっていたとしても、医療を供給する側には知りようもなく、当然「病名」も増えることはないのです

さて、こういういくつもの病名を持ち、かつ、たくさんの薬を服用する人。そういう人をどう見るか?医療費の観点から見れば、非常にコストがかかる患者ということでしょう。しかし、現在の医療で完治を期待できる治療、治療を終了できる病いというのは数えるほどしかありません。多くは対処療法で症状を抑えることしかできないです。医学自体、そもそもそういう基準で進歩してきたように思います

目の前の困ってる人を助ける。高熱に苦しむ人には熱を下げ、痛みに苦しむ人は痛みを抑えます。そうして本人が自分で治癒するのを待ちます。そのために症状の治まる薬を探す、調合し、現在のようにたくさんの薬が発見、開発されてきた。そういう医学の中に医療が成り立ってる

ほとんどの病気は不治の病です。血圧が高い人、血糖が高い人、心臓が正しく鼓動を刻まない人、、、そういう人は、異常値が正常値になるよう、薬を飲み続けるしかないです。薬さえ’飲んでいれば症状は治まっている。そういう状態が続くなら、人は「病」をかかえつつも生きていける。死ななければ、生きてるだけでもうけもの=勝者と思いましょう

長い闘病生活にあんるかもしれませんが、治療を継続することは人生をかけて生き延びることです。現行の医療の現実を、限界をふまえつつ、出来ることは、出来る限りつくしましょう。それが医療者の役割と、、、

なぜか今頃。また思う

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