ソウシツ
年が変わると云うことは歳を重ねることだ。自分自身の中には重なるモノは増えていく。沈殿するモノが増えていくといったほうがよいか。とにかく年々複雑な思いになる。沈殿し積み重なったいくつもの層が何かの折にかき混ぜられて、交じり合い化学反応を起こす。”今”までこんな気分になんてなったことない、、、そう毎年気づかされるなぁ。オマケに近年では得られるモノより失うモノの方が遙かに大きい
もとより僕は上の人の可愛がられて生きてきた。良き先輩に恵まれてきたということだ。学校や会社の同僚たちとの関係ばかりでなくて、近所のお兄さんやおじいさんとか、とにかく気持ちの良い先達の方々あっての暮らしだった。それがここ数年で相次いで亡くなっていくのだ。あの人もこの人も、バタバタと欠けていく
そうか、もうあの人もいないのか
そうと気づいたときに、アッ!そうか僕には良い「後輩」がイナイことに気がついた。ずーっといなかったワケではない。現状で気づいたら良き先達とばかり交遊を深めていたが、いつしか後輩とは縁遠くなっていることに気づいたのだった。学生時代には上に先輩がいて下に後輩がいてそういう何重もの層が僕の周りの世界だったのだが、気づくとその層はすんごく薄い層になっていた
歳を重ね積み重ねてきた沈殿した澱のようなものがいつしか流し去られてしまったかのような気分を、今、静かに味わっている。いっそ一人の方が気が楽かも知れないな-、なまじ職場の関係や近隣のかんけいなぞ中途半端な人間関係でいるから余計に不純物がゴロゴロしてる違和感におそわれるのかもしれない
口笛吹いて~空き地へ行った♪・・・懐かしい気分です